完璧主義をやめる為にするべき4つの方法

2016年11月8日

完璧主義とは?

決められた仕事を細かいところまでしっかりとこなすのは、社会人としては理想的ですよね。ですが、それが少々行き過ぎてしまうことがありませんか?

どんな些細な仕事でも、自分が納得いくまでやらないと気が済まない。
同僚が雑な仕事をするとイライラしてしまう。わからないことがあると不安で仕方ない。

そんな風に考えてしまう人のことを 完璧主義 といいます。

完璧主義(かんぺきしゅぎ、英: Perfectionism)とは心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと。

 

どんな仕事を与えられてもそつなくこなしたり、仕事をお願いしたら細部まで完璧に仕上げてくれる。他の人から見たらそんなすごい人に見えるかもしれませんね。

でも実際は、常に周りの人の視線を意識してしまう。自分の仕事に不備がないかいつも不安。休みの日でも仕事のことが頭から離れない。失敗することが怖いから、いつもピリピリしている。

もしこれらのことが当てはまると感じてしまったら、それはあなたも完璧主義である可能性があります。

 

では実際に、ここから完璧主義について私なりの考えを書いていきますので、よろしければ参考にしていただければと思います。

 

何故、完璧主義になってしまうのか?

誰しも生まれた時は赤ちゃんです。当然生まれた時から完璧主義な訳がないですよね。ミルクの飲み方にこだわる赤ちゃんがいたらと想像すると、ちょっと怖いです。

ではいつから完璧主義になったのか。どうして完璧主義になったのか。これにはいくつかの可能性があると思います。

 

親の育て方に原因がある場合

一つは人間の人格を構成するうえで重要となる幼少期に、親の影響で完璧主義になってしまった場合。学校のテストや習い事などで、点数が少しでも悪いと叱られた経験があったりしませんか?

これが頻繁に繰り返された場合、子供は失敗を非常に恐れるように成長してしまいます。テストでも100点以外をとると怒られていたとしたら、100点以外の点数は0点と同じと思うようになる。習い事やスポーツで1位以外は褒められなかったら、2位以下はまったく嬉しくないですよね。

こうして育てられた子供は、物事を100か0でしか判断出来ないようになっていくのだと思います。僅かでもほころびがあれば、それは価値のないものになってしまう。だから細かいところまで入念に確認し、出来たあとも不安でしかたない。だってそれは、もしどこかに不備があったら全て無価値になってしまうのですから。

 

周りの環境に原因がある場合

二つ目は周りの環境に原因があるといった場合です。

小さなミスをしてしまった時に、周りから笑いものにされた経験がある。そんな経験、あなたにもありませんか?

周りの人からすれば軽い気持ちで笑ったのだとしても、あなたがそのことを強く不快だと感じていたとしたら、それはあなたの性格に大きな影響を与えることでしょう。その不快の度合いが大きければ大きいほど、またその頻度が多ければ多い程に、あなたの人格に多大な影響を与えていると考えられます。

この場合、失敗すると笑われる(=強い不快感を感じることが起きてしまう)といつも意識の奥底にあるが為に、「失敗出来ない」という思いがとても強く働き、また新しいものごとに挑戦する時に二の足を踏んでしまう可能性が非常に高くなると言えます。まったく新しいことを始めるということには、失敗するというリスクが多大にあるからです。

 

 

完璧主義のデメリット

完璧主義であるがゆえに存在するデメリット。そのうちのいくつをココで紹介しておきたいと思います。

仕事を他の人に任せることが出来ない

「もし失敗してしまったら」

完璧主義の人の場合、この考えがいつも頭の中に存在しているのではないでしょうか。もし失敗したら自分が嫌な思いをすることになってしまう、という恐怖が思考をむしばんでいく。一番自分の気持ちが楽になるにはどうしたらいいか? それは”全てを自分で片付ける”…といった発想に陥りやすいのです。全ての仕事を自分でする場合、自身がやった仕事に多少の不安は残ってしまいますが、他人に任せたことにより自分が全てを見れなくなる恐怖よりはましと思えるからです。全て自分で取り仕切り、全ての作業を自分で行い、確認する。これこそまさに完璧主義といった感じです。

 

仕事の要領が悪い

完璧主義の人に多く見られるものの中に、仕事の要領が悪いというデメリットもあります。完璧に物事をこなしてしまう、という特徴から仕事の優先順位が上手くつけられないからです。優先順位が低いものでも満足いくまでやってしまい、結果優先順位が高いものに配分する時間が足りなくなってしまう。完璧主義じゃない人だったら、そこそこ程度の内容でいくつか終わっているはずの仕事内容でも、まだ一つも出来上がっていない、などですね。

 

気持ちの切り替えが上手く出来ない

仕事を終えて家でご飯を食べている時や、休日の日に友達と遊んでいる時。ついつい仕事の事を考えてしまってませんか?

「あの書類大丈夫だったかな…」
「今日は本当に休みでよかったのか、何かやり残してしまったことはなかったか」

などと、完璧主義の人の多くはこのような事をつい考えてしまいます。それは自分に自信が持てていない為に、気持ちが上手く切り替えられていないから。自分がした仕事に自信が持てないから、結果が出るまでずっと不安を抱えているのです。

 

完璧主義をやめるためにするべきこと

では完璧主義をやめる為にはどうしたらいいのか?

それは『自分の考え方を変える』しかない、と言えます。

どんなに周りの環境が良くなろうと、どんなに素晴らしい仕事を見つけようとも、自分の考え方が変わらなければ何も改善されません。不安で、自信が持てなくて、なんとかしたいけど何も変わらない。変えられない。

そんなままで今後の人生を生きていくのは、少し勿体無いですよね?

出来ればもっと気楽に、毎日笑顔で過ごせるようになりたいですよね?

少しでもそう思えていただけたなら、完璧主義をやめることの出来た私のやった方法を紹介したいと思います。全てをやらなくても、どれか一つでもいいので始めてみて下さい。

例えそれが自分にあってなくても、『やらなかった自分』より『やった自分』のほうが何百倍もすごいんですから。やらなければ0のままですが、やるという行動を起こすだけで1以上の成果がもう出ているんです。

 

 

自分にとって大切なものは何かを考える

あなたにとって大切なものは、何でしょうか。

今やっている仕事内容ですか? 会社での自分の立場ですか? 完璧にしようとしている作業ですか?

違いますよね。もっと大切なものなんてたくさんあると思います。例えば生まれたばかりの子供であったり、長年連れ添ってきた伴侶との生活だったり、将来の夢だったり。

大切なものなんて人それぞれで、それこそ人の数だけあるでしょう。

では、今やっていることは完璧にしなければならないことでしょうか。完璧にしないとあなたの『大切』が守れませんか? そんなことよりも、もっと大切なものの為に力を入れなければならないことがあるんじゃないですか?

よく考えて下さい。

自分にとって大切なものはなんなのか。

そして、それ以外のことなんて、別に大したことではないということを。

仕事なんて世の中にたくさんあります。でも、あなたの『大切なもの』と思える気持ちは、あなたの中にしかありません。どちらを優先すべきかなんて、もうわかりますよね。

 

自分で自分を褒めてあげる

自分のことを一番わかっているのは自分だけです。

どんなに良き理解者があなたの周りにいたとしても、あなた以上には理解できる訳がありません。

どんな小さなことでもいいんです。普段より多く仕事したなとか、ゴミ箱のそばに落ちてたゴミを入れてあげたとかでも構いません。

自分で自分を褒めてあげましょう。

「よしよし、いいことしたね」
「頑張ったね、偉かったね」

これを繰り返すことによって、0点か100点でしか価値を判断できなかったのが、「10点でも20点でもいいんだ」と、したことに価値があったのだと思えるようになっていきます。

 

『完璧』なんてどこにも存在しない

この世に完璧な人間はいません。

それはつまり、どれだけ完璧に近づけても完璧にはならないということでもあります。

そんなありもしない幻想にいつまでも期待しないで、他のことに目を向けて見て下さい。

きっと今まで見えてなかった世界が見えてくると思います。

 

「もうどうなってもいいや」と思う

「もう全部どうなってもいいや」と、あえて自分から投げやりになってみましょう。

たとえ仕事に失敗しようが会議でミスしようが、死ぬことはありません。

そう、死なないんだから大丈夫。

死んでなければいくらでも挽回出来ます。

 

まとめ

いかがでしたか?

あなたが完璧主義で悩んでいるのでしたら、この記事でその悩みを少しでもやわらげることが出来たなら嬉しいです。